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<聖飢魔IIシルバーマスクリング>制作秘話

聖飢魔Ⅱ地球デビューから30年。
そのほとんどの戦闘服を制作してきたJAP工房。
もちろん今回の戦闘服も全てJAP工房の手によるものである。
その代表である「ボンド川上」ことカワカミノボル、
そしてデザイナーの「ボンドガール・ユーコ」(注*1)ことたかの<YOU-KO>ゆうこ。
二人はデーモン閣下と新戦闘服のフィッティング中に、
この記念すべき一大プロジェクトの発動を閣下ご自身から言い渡された。
それがこの「聖飢魔Ⅱシルバーマスクリング制作プロジェクト」である。
デザイナーであるYOU-KOと、ここに於いては原型師のカワカミノボル、
GLAMOUR PUNKSの3人が集まり、
このプロジェクトがどのようにか企画され,進んだのか語る。


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完成した「聖飢魔IIシルバーマスクリング」。
カワカミノボルが原型を担当したのは閣下と殿下、GLAMOUR PUNKSが手掛けたのは参謀、和尚、代官。


YOU-KO(以下、YOU):「聖飢魔IIシルバーマスクリング」の企画は、閣下が「我が輩のシルバーマスクリングが欲しい」とおっしゃったのが発端なんですよね。そこから「我が輩だけでなく、構成員全員のリングがあればもっといいな」ということになって。
カワカミノボル(以下、カワカミ):今回のツアー用の戦闘服を制作している最中で、しかも「信者もツアーに着けて来てくれるといいな」という発言だったので、まだ戦闘服を作っているのに時間がないぞ! さぁどうしよう? というところでタイミングよくGLAMOUR PUNKSがやってきて(笑)。
GLAMOUR PUNKS(以下、GP):そうですね。8月に新作の「PATRIOT RING」を持ってきたタイミングでした。
YOU:「PATRIOT RING」の全体的なデザインが代官のシルバマスクリングのデザインに共通するものがあって、JAP工房の中にあるROCKと、GLAMOUR PUNKSのROCKがうまく融合できるんじゃないかと思ったんですよね。
GP:お話をうかがったときに、できる自信はあったんだけれども、聖飢魔IIの30周年記念に初めてリングを作ります、という部分でものすごくプレッシャーを感じました。お二人から急ぎであるという指示はなくて、自分のペースでやってください、とおっしゃってくれたんですが、ツアー日程からかなりタイトだとは分かっていたので、迷っている時間はなかったのが良かったかも知れません。
カワカミ:(笑)
GP:でも手って動くんだなって思いましたね。GLAMOUR PUNKSの10周年記念である「PATRIOT RING」を作って、10年経って結構いろいろできるようになったんだなと、手が答えを出してくれていると実感しました。
YOU:構成員のお顔のイメージって、この角度からだとこう見えて、こちらからだとこう見える、というのは信者の皆さんは全部わかっているんだけれど、それをこの小さなリングにすると一目ですべてが見えてしまうでしょ。ひとかたまりの中で整合性をつけるのは本当に難しかったと思います。最初に私のコンセプトデザインがあって、それを閣下と何度かやりとりをしてはいるんですが。

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YOU-KOの手によるコンセプトデザイン(第一次ラフデザイン案)。閣下とのやりとりはこれを元にして行われた。

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YOU-KOによるコンセプトデザインにデーモン閣下のご意見を反映して、カワカミノボルが立体デザインとして修正した。

GP:いただいたデザイン画が的確だったのでよかったです。
カワカミ:でも平面画からだからね。初めてでしょ?
GP:そうですね。デザイン画はあるけれど、迷ったら写真を優先するようにはしていました。そういう指示もニュアンスとして頂いてましたよね。自分がファンの立場として考えても、お顔に似ている事が重要だと思いましたし。
YOU:手直しも、ここはもっと細いとか、ここはもっとエッジが立っているとか、写真を見ての指示でしたものね。
カワカミ:実は大変なことは分かっていたので、ずっと手を着けずにいたんだよね。でも閣下にそれを指摘されてしまって、閣下から言われてしまってはやるしかない、っていうのが今回のプロジェクト(笑)。
GP:ジュエリーの大ネタはリングとペンダントじゃないですか。ペンダントはそれほど規制がないんだけれど、リングは指に巻き付いてデザインスペースが限られているという約束事の中で表現しなければいけないというのがあって、それが醍醐味で面白さがあると思うんです。僕は圧倒的にリングを作る方が好きですね。だから今回、リングを作らせてもらえたのは本当によかったと思ってます。
カワカミ:ある意味、キャラクター物よりも難しくて、そのままというのではなく、キャラを立たせて似せなくちゃいけないんだよ。
GP:その緊張感は常にありました。
カワカミ:もう1つ意識したのは男女関係なく着けられるように大きくなりすぎないようにしたことかな。

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閣下のシルバーマスクリングを製作中のカワカミノボル。

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GLAMOUR PUNKSのワックス原型をシルバーに置き換えた状態のもの。

YOU:閣下のデザインは目玉コウモリとのダブルリングにするということで迷いがなかったんですけれど、難しかったのは殿下ですね。シルバマスクペンダントでは大きなイナズマを小さい悪魔が持っているのですが、ほかのリングとのバランスでそういうわけにもいかない。イナズマをどうするか、最終的にはカワカミにゆだねてしまいました。
カワカミ:特徴のあるいいリングになったよね。でもイナズマの位置でコンマ数ミリの攻防がありました(笑)。久しぶりにソリッドなものを作ったな。
GP:洗練されていますね。
YOU:和尚は地球デビューをしたときから何かしらのツノが常にあって、それをなんとか表現しようとしてみました。代官はイーグルのタトゥーを盛り込んでデザインしています。参謀は戦闘服でもイメージしているコウモリのひらっとした感じを出してます。
カワカミ:GLAMOUR PUNKSは塊の芸術、塊の存在感がGLAMOUR PUNKSだよね。JAP工房が創る聖飢魔Ⅱのマスクリングシリーズとしての完成度と一貫性を持たせる為に、最終的に少し手を加えたけれど、GLAMOUR PUNKSならではの塊感は残したつもり。結果的に面白いコラボとなったと思う。
YOU:同じデザインからでもカワカミノボルとGLAMOUR PUNKSでそれぞれに個性があるのがよかったと思ってます。
カワカミ:閣下をはじめ構成員のみなさんもすごく気に入ってくれて、JAP工房の代表作の一つと言っても過言ではないね。

YOU-KO、カワカミ、GLAMOUR OUNKSの3人で手掛けた 「聖飢魔Ⅱシルバーマスクリング」であるが、
その最終監修は、ボンド川上の厳しい手と目で行われ、遂に完成した。

注*1 :デザイナーYOU-KOが聖飢魔Ⅱ大黒ミサツアーに於いて「ボンドガール(BOND GIRL)」と表記されたのは最近である。以前には別の聖飢魔Ⅱネームが存在している。

聖飢魔IIシルバーマスクリング
js2a129_01.jpg js2a129_02.jpg 閣下のシルバーマスクリング [SPECIAL]
01_20151215174542392.jpg js2a124_03.jpg 閣下のシルバーマスクリング
L01.jpg js2a125_02.jpg 参謀のシルバーマスクリング
J01.jpg js2a126_02.jpg 代官のシルバーマスクリング
R01.jpg js2a127_02.jpg 殿下のシルバーマスクリング
d01.jpg js2a128_03.jpg 和尚のシルバーマスクリング

JAP工房謹製の聖飢魔II構成員御用達「悪魔物品」総覧はこちら
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